久しぶりのウオッセ21@千葉県銚子市

すごく久しぶりのウォッセ21。本当いつぶりだろう?
せっかく銚子まで来たので銚子産のお魚を物色。アジやサバの干物、ヒラメ、イカ各種、生マグロ、釣りキンメなど、食指を動かされる海産物がたくさん並んでいる中から、本日はメバチマグロ(赤身と中トロ)とヒラメを購入。本マグロも一緒に並んでいましたが、何となくこの日の気分であえてのメバチ。ショウサイフグも欲しかったけれど、今日は並んでいないようです。

どう食してくれようかと考えながらも、まずは我慢しきれずお昼のおかずに中トロを刺身で完食。ねっとりとした食感にあっさりとした味わい。メバチなので脂が少な目で、十分に美味しかったもののご飯のおかずにはほんの少し物足りず、酒のつまみにすれば良かったかとちょっと後悔。
 
夜はヒラメ。刺身にしながらつまみ食いしてみると、少々残念なお味だったので、半分を刺身に、残り半分はバター焼きに。結果バター焼きが大正解で非常に美味でした。刺身が残念だったのは旬が過ぎたせいなのか、個体差なのか?「猫マタギ」(3月ヒラメは猫も食わない)と呼ばれる春のヒラメでも十分美味しいこともありますから、個体差なのでしょうか。
合わせたお酒は栃木の鳳凰美田。お酒そのものはフルーティーで好みの味でしたが、料理に合わせるにはちょっと甘さが強すぎました。
 
メバチの赤身は翌日の晩御飯に。そのまま食べても物足りなく感じるかもと思い、ガーリックステーキにしてみました。濃い目に味付けしてこれもご飯にばっちり。
 
さて、そろそろいい季節になってきました。今年の春も鯛がたくさん釣れますように!

春木屋ラーメン@ラーメン花月嵐

 ラーメン花月嵐さんの期間限定コラボを食べに花月嵐四街道店にやってきました。今回は荻窪春木屋さんとのコラボです。
 春木屋は私の好みど真ん中の味で、以前は他の用事がなくてもわざわざ荻窪まで足を運んで食べていました。とはいえ、それはもうかれこれ15年以上前の話。当時の春木屋さんの味もかすかな記憶でしかなく、はっきりと味の比較はできません。

 何となく味の方向はこんなだったかな?チャーシューはこんなに貧相じゃなかったような...?などと春木屋のラーメンに思いを馳せながら美味しくいただきました。食べながら思い出したのは、春木屋は店内にスープの良いにおいが漂っていたということ。花月の店内はラーメンスープというよりは野菜を炒めているにおい?(これはこれで良いにおいですが)が強く漂っています。味の比較はできないまでも、何となく感じた違和感はそういうことなのでしょうか。
 それにしても、次から次へと限定ラーメンや限定コラボを繰り出す花月嵐の企画力には感服します。

【読書】向日葵の咲かない夏

 絶賛する方もそうではない方も多い、賛否両論の評価を受けている作品(作:道尾秀介)。
 ストーリーに引き込まれて一気に読める作品でありながら、全体的に何とも言えない気持ち悪さが漂っていて、最後には「やっぱり...」といった感じで後味の悪さも残ります。面白いのは確かだけれど、(ホラー要素が苦手な)私の好みではなかったというのが率直な感想。ただ、自分の好みに合致する方々が絶賛するのは非常によくわかります。
 
---以下、ほんのちょっとだけネタバレ---
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 一人称視点の作品ですが、語り手が普通ではないというのがちょっとずるいかなという気もしました。ただ、語り手が普通ではないというのは序盤から何となくわかりますし(程度の違いはあるものの、語り手以外のほとんどの登場人物も歪んでいる)、意図的なミスリードがあるわけでもないので、ずるいというのは言い過ぎかもしれませんね。

【読書】テスカトリポカ

 アステカ神話をモチーフにしたクライムノベル(作:佐藤究)。
 麻薬カルテル、臓器売買、敵対する組織や人々に対して容赦のない登場人物たち。かなりハードなストーリーの割に、泥臭さなどを含めた臨場感があまり感じられず、淡々とストーリーが進行していくという印象。中盤がやや盛り上がりに欠けたのと、登場人物が増えすぎて主人公がはっきりせず、淡泊作品という印象がぬぐえませんでした。
 好きなジャンルでしたし、「このミステリーがすごい」をはじめ、いろいろなランキングで上位に食い込んでいたので期待していたのですが、私には少し合わなかったようです。